ザッピング

チャンネルはころころ変わる

最近のこと⑫ いつもと違う3月の記録

 

2月末から現在にかけて、私が行く予定だった現場は7つ。そのうちレッベルの横アリ2公演のみ延期で、あとの舞台およびコンサートは全て中止となった。

そうするともともと出不精なのもあって、必要な外出以外はここぞとばかりに引きこもって勉強して本読んで、映画観たり掃除したり、ゆっくり料理したり…う~ん、コロナのせいで?おかげで?一般人になってしまうな(なれない)こんな生活、ちょっと悪くないんじゃない?これでたまに舞台観に行ったり美術館行ったりして、心乱されることなくゆるゆると一日一日終えていきたい……なんて思っていたりしたけど、東京はいよいよそんなこと言っていられる状況でもなくなってきたね。

 

こういうことになって初めて、ああ観劇って贅沢品だったんだなって思った。

なんていうのかな、人生の余剰分みたいな。有事の際に真っ先に削られるものなんだなあ。文字通り戦時下だったら逆にプロパガンダに使われるんだろうけど。

中止になることで役者やスタッフに対する補償はないのかと、ファンも含めたいろんな立場の人が声を上げていて、そういうこと考えたことなかったなって思った。アイドルは事務所に所属しているし、宝塚は阪急の社員だし(個々で契約の違いはあるが)、本当に考えたことなかったな。どこかピンと来ないでいる。

 

明日行く予定だった舞台、中止が決まる前に払い戻しした。まあその後にすぐ都知事の会見を受けて中止が決まったんだけど。

行くべきかやめるべきか散々考えて払い戻しを選んだのは「行かない後悔より行った後悔の方が大きい」と思ったからだった。オタク人生のいつだって、たとえどんなにカツカツであろうと「行った後悔より行かない後悔の方が大きい」と思ってやってきた。それでも、もし自分が発症したら?自分の周りの人に迷惑をかけるのはもちろん、きっと足を運んだ会場なんてすぐにネットに流れて、公演名も出演者もバレて、その人たちの名前に傷がつく。私は、それに耐えられないと思った。身体じゃなく、自分の心を守るためにチケットを返上した。

 

「上演してるんだから、行くのが力になる!」って真っ直ぐに言える人は強い人なんだなあと思う。私にはきっともうそんな眩しい力は残ってないし、趣味は贅沢品だって気づいてしまった。余裕のある時に許されるものなんだな。余裕がないから戦争になるのか、戦争だから余裕がないのかは分からないけど。

とにかく井上芳雄さんの記事がさすが井上芳雄さんって感じで(いや何も知らないんだけど)すごいなあ…って思ったのでまた読み返せるように貼っておく。

headlines.yahoo.co.jp

 

エリザどうなるのかな~~~~~~~楽しみにしてたけど、だいぶ諦めモード入ってきた。持ってるチケットが開幕直後のものしかないから特に。先週届いた古川トート閣下のピクチケ、かっこいい。お会いしたい…

らるじゅは延期の案内以降に日韓がまたあんなことになっちゃって、そろそろ中止に切り替えるかと思ったけど意外と音沙汰なし。どれだけ時間がかかっても、いつになっても絶対やるねんで!!!!!の心意気なのかもしれん。La Rouge 2021 インジャパン

 

2021といえばオリンピックですね。もう~~~~~~~~~~~~~~~私は~~~~~~~~~~~~~~~~~~この国で一番オリンピックを楽しみにしていた女なので…………………………つまり私の2020年はオリンピックの延期とともに終わったので………………………………………早く未来にいきた~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い

でもチケットは有効のままということで安心しております。なんてったって7万も払ってるんだから!!!!おいバッハ聞いてるか!!!!!!!!7万あったら何回ソウル行けると思って?!!!?!!!?!??!

 

マイスウィートハートKei Nishikoriが良いこと言ってるのでご査収ください。

 
 
 
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まあ私はガチオタなのでKei Nishikori公式アプリの方で見たんですけどね!!!!!!!!(マウント)

なお持ってるチケットはテニスではないもよう

 

だって暑いじゃん………………

 

 

唐突に話が変わりますが、最近はYouTubeの方で森三中公式チャンネルなどを嗜んでおります。嗜んでの使い方合ってる?ウリタシマンナンセゲ?

 

とりあえず面白いから見てほしい


【中華まん前半】好きな具を持ち寄りみんなで中華まん作ってみた【のんびり】

 

サムネで既に癒される…だってタイトルに【のんびり】って入ってるもん!!自ら【のんびり】を売りにしていくスタイル!!!

これはみんなで好きな具を持って来て中華まんにして実際に食べてみるってやつ。例えばムーさんはのりちくわ、大島さんはキムチ、キムチなんて絶対おいしいじゃんね!!!!そして黒沢さんは、お吸い物(の素)……wwwwwwwwww草しか生えん

実食する後編の方が面白いからそっちだけでも見て。前半見なくても分かるので。


【中華まん後半】好きな具を持ち寄りみんなで中華まん作ってみた【もぐもく】

 

サムネゆるい

 

てか今シャッフルで音楽流してたらウリタシマンナンセゲ流れてきたんですけど…

 

あと森三ちゅ~ぶ最新作の100均企画も見てほしい。


【これは便利】森三中が視聴者の皆さんにオススメしたい100均グッズ買ってきた【100円ショップ】

 

黒沢さんのビギスト精神がもれなく垣間見えます。

 

森三中チャンネルは何がすごいって全部5~10分くらいなんですよ!!!!長くても15分ない。一番短くて2分!!2分て!!!これ、動画を見てられない私にはとてもありがたいんですよね…本当にこういう動画を見ていられないので……いろいろ他にやりたくなっちゃって…「ながら見」ってできなくないですか?「ながら聞き」はできるけど、目は無理。みんなよく何か見ながら~~~とかYouTube流しながら~~~~とかモーニングルーティーンがなんたら~~~~~~とか言ってるけど、どうやってるの?てかなんで他人の朝の日課見なきゃならないのかよく分からないんだけど……なんだよモーニングルーティーンて。横文字にすな。要するにただの寝起きだろ。ジェヒョンのやつはちょっと見たいけど。でもやっぱり14分23秒は私の許容範囲を超えちゃっているのでなかなか見る気が起きないんだな…

 

あのとにかく森三中の森三中による森三中のための温泉同好会が好きだった方にはおすすめです。あの雰囲気、3人だけの空間が味わえます。あの頃に戻りたい……(懐古厨)今も好きだけど。でも基本の3人があって、たま~にあさことか奴さんが出てくる感じがちょうどよかったんだよな~~~

 

ここからアマプラで最近観た映画メモです。

 

「サーミの血」(2016、スウェーデン)

ずっとずっと観たかったものの、チャンスを逃し続けてきた映画がアマプラにあったので。

北欧からロシアにまたがって生きる少数民族サーミの少女エレ・マリャの話。

www.uplink.co.jp

 

STORY
忍び込んだ夏祭りで、あなたに恋をした―私を連れ出して


1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。

そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た――。

 

あらすじを読んで受けた印象と全然違う。よくこの映画を観て、こんなにも浮かれきった宣伝文句をつけられたものだと思う。あれを「恋」などと言えるだろうか。

エレ・マリャはーー彼女を「エレ・マリャ」と呼ぶことさえ胸が苦しい。スウェーデン人のふりをして名乗った「クリスティーナ」と呼ぶべきかもしれないが、彼女の胸の内は分からないーースウェーデン人になりたかった。サーミではいたくなかった。スウェーデン人になりたい気持ちが強いせいでサーミの間で浮いた。逃げるように辿り着いたウプサラの街は綺麗で、スウェーデン人の家は見るもの全てが新鮮だったけれど、スウェーデン人にはなれなかった。彼女はたぶん、サーミにもスウェーデン人にもなれないまま生きてきた。

冒頭、年老いた「クリスティーナ」は髪をたるませて耳を隠す。なんとなく気になったその仕草の理由は少し後になって判明する。少女の頃、スウェーデン人の少年たちに地面に押さえつけられナイフで耳を切られたからだ。サーミがトナカイの耳を切って印をつけるように、その傷は「クリスティーナ」にとってサーミであることから逃れられない印になっただろうと思う。

エレ・マリャは初めて訪れたスウェーデン人の夏祭りで、会場に入る前に自分の匂いを確認し、湖で身体をゴシゴシ擦る。スウェーデン人に「くさい」と言われたことがあるから。/サーミの子どもたちの通う学校に、調査員がやってくる。優秀なエレ・マリャは挨拶をする役目を任せられて嬉しそうだったけれど、彼らは彼女の頭の大きさや目の幅、口の中までも入念に調べる。そして大勢の前で裸になることを強要し、その姿を写真に撮る。/ウプサラで出会った高校生の女の子に、サーミの唄である「ヨイク」を歌ってくれとせがまれる。純粋な興味しかないであろうその子は笑いながら言う「私たち、人類学専攻なの」「(サーミの)実地調査もしたのよ」

公式サイトには「運命を切り開く」「自由を掴み取る」だの「不屈の女の物語」だのといった言葉が並んでいるけれど、どれも違うように感じる。これはただひたすらに「差別」を描いた話だ。差別されたくないから、自らを差別する側にまわって生きたけど、結局どちらにも受け入れてもらえなかった人間の話だ。「面白い」も「感動した」も私には言えない。「考えさせられる」でさえ躊躇う。どんな言葉もエレ・マリャの前では無力だ。先日「パラサイト」を観た時もそうだった。お金を払って映画という文化を享受できる側の人間が、格差を描いた話を「面白い」と言い評価し栄誉を与えることのなんと奇妙なことだろう。

エレ・マリャは列車に乗って街へ行く。以前ヨーロッパを旅行した時、ポーランドからチェコまで夜行列車に乗ったことがあった。車掌が私のいるコンパートメントへやって来て「ロマがいて荷物を盗んだりするから鍵をきちんと閉めるように」と言った。「差別」というものを知らずに育った私は、同じくそうであっただろう友だちと顔を見合わせ、接したばかりのあまりにナチュラルな「差別」への戸惑いを共有した。そんなことを思い出した。知らないことは、これからもずっと知らないでいたら、なかったままであったかもしれない。

エレ・マリャ、なんて美しい響きの名前なんだろうと思う。でもその言葉ですら彼女を傷つけるかもしれないことを思うと、私には何も言えなくなるのだ。

 

「ポリーナ、私を踊る」(2016、フランス)

すごくすごく好き。自分が自分であること。強く生きること。美しく生きること。

polina-movie.jp

 

 「大統領の料理人」(2012、フランス)

あらすじ
ある日、フランスの田舎でこじんまりとしたレストランを経営するオルタンス(カトリーヌ・フロ)のもとにフランス政府の公用車がやって来る。彼女はパリ中心部にあるエリゼ宮殿と呼ばれる大統領官邸へと招かれ、フランソワ・ミッテラン大統領のプライベートシェフに任命されたのだ。だが、これまで女性料理人がいなかった男社会の厨房ではオルタンスはよそ者でしかなく……。

 

これもまたあらすじと違う…いや合ってはいるんだけど正しくはないというか…アメリカ製作だったらいかにもこういう話にするかもね。フランス映画の淡々とした雰囲気が味わえて良い作品でした。すき。

エリゼ宮は宮殿だけあって豪華だな~~食を大事にしている大統領っていいね。政治家も人間だから。ちゃんと良いもの食べないといけないし、国の料理を食べることが国を考えることに繋がる気がする。あの味気ない首相官邸にもこういったお抱え料理人っているのかしら。考えたこともなかった。

オルタンスが、大統領のお気に入りなことを皮肉って陰で「デュバリー夫人」って呼ばれているところがいい。歴史と嫌味の国フランス!!!!って感じ。

 

「SING」(2016、アメリカ)

ご、号泣してしまった…超いい。だいすき。ミスタームーンがひたすら良い奴なのがいい。まず才能を見抜く目がちゃんとあるし、何よりどこまでもショービジネスの力を信じてる。お気に入りはスーパーのジプシーキングスのところ!久しぶりにジプシーキングス聴きたくなっちゃった。

一つ難点があって、それはどうしても動物として見ちゃうから個々の名前が覚えられないこと…自分ひどい…

 

「映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998、日本)

まあ何を隠そうしんちゃん大好き人間ですが…ほぼ毎日昔の動画を見ておりますが…久しぶりにブタのヒヅメ観たら泣けた……ぶりぶりざえもん………

これちょうど昨日観たんだけど、さっき増岡弘さんの訃報を知りました。悲しいです。アンジェラ小梅……

しんちゃんのアニメ見ていて最近よく考えるのは、もう今の時代許されない表現がたくさんあるなということ。現在の作品は見ていないからどうなってるのか分からないけど、いわゆる「オカマ」が出てきて、みさえがしんのすけを殴って、ひろしは会社の後輩にセクハラ的コミュニケーションをしていて…自分の子ども(いないけど)には見せないなと思う。しんちゃんを見て、しんちゃんと一緒に育ってきて、大人になってもしんちゃんから学んでるから、寂しい部分がないと言ったら嘘にはなるけど、でも少しずつ時代は変わっているんですね。

 

あとIZAMが出てるんですけど、私にとってIZAMと言ったらこれなんですよ~~~~


神風怪盗ジャンヌ OP SYAZNA PIECE OF LOVE

 

なっっっっつかし…

私の初めて読んだ漫画がジャンヌで、初めて好きになった漫画家がありなっちです。

ジャンヌはかわいくてかっこよくてひたむきで強くて、憧れだったな…私も子どもの頃新体操やっていたので…衣装とか小物とか髪型とかいちいちかわいいんだよね~~~よく真似して描いていた~~~モチーフがジャンヌ・ダルクなところもなんか新鮮に感じていた。ただ漫画の方は、子どもにとっては(いろんな意味で)難解なところもあったな。これを『りぼん』に載せたんですか?!みたいなシーンありますよね…「ジュンケツをウバウって何?????」って思いながら読んでたw

 

イェリも『満月をさがして』好きだよね~!

 

ちなみに野原ひろしは「三大・理想の男」のうちの一人です。

 

そういえば古川さんの写真集が届きました。

写真集とか買ってもその時見るだけで二度と開かないしな…と思って買う気オプソだったんだけど、この表紙写真を見た次の瞬間にはポチッていた。

 

どこから見ても顔が良い……………こわい……………………

 

でも届いたの見て「あ、やっぱ文字はないんですね…」って思っちゃったから写真集に向いてない。

お気に入りページは鍾乳洞の垂れてきた水滴飲もうとしてる古川さんと、寝起きじゃん??!??!??!!!!みたいな古川さんと、耳から水が滴ってまるでピアスのようになっている古川さんです(伝わらない)マジで私いつ古川さんと一緒に沖縄行ったっけ??????ってなる。なった。つまり私は古川さんと旅行に行ったことがある。ふむ…

 

意外と身体バキバキでびっくりした。

 

やっぱりエリザ観たい…………

 

もちろんサイン入りブロマイドが特典になっているやつを買ったよ!

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「ゆ」の書き方、私とは違うね!!!!

 

 

桜を見に行った。テレビに流れていたような人ごみではないので燃やさないでほしい。

 

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何があっても花は咲いて春が来るんだなあと思うと少し胸が苦しくなる。

わたしも桜になって人間の悩みなどそ知らぬ顔して散っていきたい。