ザッピング

チャンネルはころころ変わる

'19.04 “ELLE” 5月号 NU'EST インタビュー 日本語訳

 

5人のニュイストが並んで立つ。彼らの2度目のスタートラインには、強固な覚悟よりはのんびりとした茶目っ気がより似合うと考えた刹那、ちょうど互いの名前を呼ぶ声が撮影現場に響き渡った。

 

Never Walk                Alone

 

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記憶というものは随分自分勝手だから、ある記憶は下線を引いたように長い間残り続ける反面、あることはたちまち忘れることもある。8年目に入るニュイストの5人がこれまで一緒に過ごしてきた時間の間、人々の記憶ではどんな部分が強調され、どんな部分が過ぎ去って行ったのだろうか?いずれにせよ、今カメラの前には5人が立っている。10代の初めに出会った彼らは最近、共に力の限り更に走ってみようという約束を正式に交わした状態だ。最年長のアロンはどのような状況であれ、水のように自由に溶け込む方法を知っている。リーダーJRは柔らかな印象とは異なり受け答えと言い回しがとてもはっきりとしているが、線より太いベクホが話す時とはまた違う感じだ。ミニョンは撮影現場とスタッフの間をゆったりと動き、レンは本当に明るくてかわいい!こんなふうに違っていても完璧な「一つのチーム」として見える彼らの顔を見ると、今の記憶はどのように撮られるのか気になった。またニュイストの名前で歩いていく一つの未来にはどんな姿があるのか、それについてはもしかしたらインタビューの間中ずっとメンバーたちがしきりに使っていた言葉がヒントになるかもしれない。「幸せだ」と言う、他人の記憶より、ひたすらに本人たちが共にしてきた時間と約束に焦点を合わせた言葉。だから暖かい季節に戻って来た5人のニュイストは良い雰囲気なのだ。これは100%の確信である。

 

 

―ニュイストとして3年ぶりの活動だが、5人が一緒にいる姿が不自然ではない。当たり前のことだが不思議だ。
全員:その通りだ。僕たちもそうだ。アイドルグループにとって7年は意味深い。

 

―去る2月に再契約を発表したが、重要な決定をどうやってしたのか。
ベクホ:その過程について話すと、まずJRが僕たちを呼び集めた。「話をしよう」と。そして話をし、お互いの意見に違いはなかった。
JR:本当にそれが全部だ。
ミニョン:メンバーたちの意見にズレがなかったから順調で平和だった。

 

―4月3日、ミニョンのソロ曲'Universe'をまず発表した。完全体活動との繋がりがあるような感じだ。
ベクホ:アルバムを作る時、内容と過程を大切にする。NU'EST Wとして活動してきて4人のソロ曲はできたが、ミニョンにも一人で歌うことのできる曲ができてその曲がアルバム先行曲になったらいいなと思った。

 

―カムバックを前にコンサート<Segno>を準備中だ。初体操競技場入城もするが、久しぶりに一緒に練習して新しく発見したことがあれば。
レン:NU'EST Wも大切だったが、5人がみんなでやるからやっぱり良い。ミニョンだけでなくメンバー一人一人の存在が改めて大切だと感じられた。
JR:いつもそっくり同じなことが僕たちの長所みたいだ。7年前も今も練習方式も大きく変わっていないし、ずっと一緒に歩いてこられたこと自体が幸せな気分?一緒に練習することが楽しくて、これからに期待する気持ちが大きい。
ベクホ:もっとも大きく感じるのは安心感だ。もともと慣れていた頃に戻ったようだ。
ミニョン:それぞれの考えも深くなって成熟したからなのか、呼吸が以前より更によく合うようだ。いろいろと気が楽になったのでは。
アロン:それは僕も感じる。そして踊る時ミニョンが何か以前より大変なようだ。
ミニョン:本当に久しぶりに踊るからそうだ。練習する時もっと一生懸命しなければ大変なことになるかもしれない。気合いが漲っている状態だ(笑)

 

―リアリティーショーも撮影中だと聞いた。6年ぶりのリアリティーでファンたちの期待感も高いようだが。
JR:まず僕たちがしたいことを製作陣に全て伝えた。どんな状況で僕たちのどんな姿を見せればいいのかたくさん考えた。
ミニョン:久しぶりのリアリティーなので僕たちの間でもやたらとときめいている。8年目へ向かう今リアリティー撮影をしようとして、初心についても考えるようになった。

 

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―話のついでにベクホが少し前に「ジャングルの法則」に出演した姿を見てとても驚いた。
ベクホ:僕も戸惑った(笑)ラッシュガードや登山服のような気楽な服をかっこよく消化することを知ったが、毛皮をかぶるようになるとは思わなかった。もちろん撮影自体は楽しかった。機会があったらまた行きたい。
レン:でも本当によく似合っていたよ?僕はとてもよく似合っていたからびっくりしたんだけど。

 

―アロンは少し前に子犬を新しく養子にしたと聞いた。それも大きな決断だったと思うが。
アロン:名前はコッスニ(花の子)だ。愛犬のノアも友達がいたらいいだろうと思っていたところ知人から連絡をもらった。迎えてやることが良いのかどうか、よくしてあげられるのだろうかとメンバーたちと相談した後に養子の決断をした。

 

―JRはリーダーでもありチームのメインダンサーでもあるが、振り付けについて意見を出しはしないのか。
JR:振り付け構成より舞台全体を見た時にどうしたら良いのか考える方だ。
ベクホ:練習する時、動作を正しく踊らなければならない部分もしくは振り付け全体は十分だが消化することが簡単ではない動作がある時JRがたくさん意見を出す。メンバーたちに振りもたくさん見せてくれる。

 

―ベクホはプロデューサーと曲作業で多くの役割を担っているのではないか。
ベクホ:幼い時にデビューしたからか、メンバー全員の実力が上がっていくことが当たり前だと思っている傾向がある。この曲はこの部分が少し難しいようだが、それでも今のこのメンバーなら消化できるのではないか?と想像して曲を書き、レコーディングをしてみると実際にやり遂げる。その時ちょっと幸せだ。みんな一緒に成長しているようだ。

 

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―今話したようにニュイストというチームを見ると成長に対する欲が感じられる。向上心だと言わなければいけないだろうか。特にレンはタイでバスキン(路上ライブ)を通してボーカルへの欲を見せもしたようだが。

レン:海外バスキンは挑戦してみたかったことだったのだが、思っていたより多くの方が来て下さり嬉しかった。歌唱力への欲は当たり前だ。僕がもっと上手くやれば僕たちの歌を聴く人々が「ニュイストの曲いいな」と考えるから。職業的にもずっとし続けなければならないことじゃないか。当たり前の言葉だが、一生懸命しなければならない。

 

―他のメンバーたちの成長目標は何か。

JR:そういえば個人目標についてよく考えたことがない。いつも一番大事だと思うことはバランスだ。みんな同じことを上手くできるわけではないから、各自の長所が際立つようにしてあげたいし、足りないことを満たしてあげることがチームだと思う。

アロン:バランスは本当に大切だ。レコーディングする時はいつも、ステージ上で自分が任せられた部分をきちんとできるようにたくさん聴いて練習することは当然だし、僕たちのチームを全体的に見た時にかっこよければいいと思う。

ミニョン:いつも良い姿、良くなっていく姿をお見せしなければならないということがもしかしたら僕たちの義務ではと思う。歌もダンスも留まりたくない。どんな瞬間の目標というより、いつも忘れずに努力する部分だ。

 

―デビュー時と比べるとK-POP市場もかなり大きくなった。7年前には想像することも難しかったことが起こったりもしている。今のメンバーたちの覚悟や想像可能性も違ってきたようだが。

レン:むしろ単純になった。何よりも健康で楽しく活動すること、そして僕たちができることに最善を尽くしてお見せし、ファンたちに愛を与えられるグループになること。そうすればこれからも幸せに上手くやれるのではないだろうか?

ミニョン:みんながよくやってきたおかげで僕たちがニュイストとしてまた一歩を踏み出せた。8年目という数字に止まらず、チャンスに備えて準備することが大事だ。

 

―メンバー間でたくさん回想する時期はいつか。長い間一緒にいるほど、共有できる話が多く積み重なっていくと思うが。

ベクホ:最近本当に一日中一緒にいてみると、いろんな話が次々に出てくる。デビューした時、練習生の時、日本活動の時期や様々なアルバム活動時…

ミニョン:いつも楽しかったと言えば嘘になるが、今楽しく笑いながら話すことができる。僕たちが経験した苦労が全て今上手くいくための過程だったのだと思うから良い気分だ。

ベクホ:その通りだ。本当にとても良い気分で過ごしている。たった今控え室で昔の動画を見ながらそんな話をしていた。

JR:僕たちこんなことしたねと言いながら。

ミニョン:思い出が多いことは良いことだから。

アロン:本当にいろんな話がたくさん出てくる。

 

―カムバックを控えていろんな思いが出てくると思うが。

レン:最近「現実的に生きよう」という考えを多くする。以前は夢も見て願うことも多かったが、それよりは今自分に与えられることに感謝しながら一生懸命生きることが大事だという考えが生まれた。

アロン:メンバーたちに感謝している。個人的にメンバーたちに頼ることが多い方だ。何しろとにかくメンバーたちが好きだから、ある時はメンバーたちが僕にニュイストのファンのようだと言うくらいだ(笑)

JR:まず与えられた状況に対して自分ができることをすることが大切なようだ。その後で思い出になるかそれとも後悔として残るのかどうかは、時間が決めることだ。そんな時横にいてくれる人がありがたい。

ミニョン:思考をずっと肯定的に変えた。「練習がつらくてもステージで更にかっこよくやり遂げられるぞ」というふうに。

 

―再契約、7周年、コンサート、完全体カムバック…大きな出来事の中で個人的に感動したり嬉しかったりしたような些細な瞬間もあるか。

レン:7周年記念として発表した'歌の題名(A Song For You)'を初めて聴いた時!ファンたちも僕たちのように感動して好きだろうという思いになって幸せでグッとした。

JR:いろんなファンたちが書いてくれた手紙を本のようにしてくれたプレゼントをもらったのだが、ものすごく感動した。自分は大切な人にここまでしてあげられるだろうかと考えてみたができないようだ。話したものの、些細なことではないね。

アロン:ファンたちに感動させられないことはない。7周年記念日もそうだった。

ベクホ:僕らの日常自体がファンのおかげで本当に変わったのではないか。ショッピングしたり通りを歩いたりする時も僕たちの写真を見るし、僕たちの曲が聞こえる。そういうことが僕らの受けるもっとも大きな感動だ。

ミニョン:そしたら僕としても些細な感動を言わなければ(笑)少し前に飛行機の中で見た外の風景が忘れられない。雲と夕陽が重なりながら幻想的な光が降り注いでいっぱいだった。なんだか僕たちの未来もあんなふうにいろんな色が混ざり合うものだろうなというような感じ?

ベクホ:本当に感動的だったのか写真も撮っていた。

 

―「家族」「兄弟」…ニュイストというグループについて話す時こんな表現がしばしばついて回る。各自が考える言葉の意味はまた違うようだが。

アロン:本当に難しい質問だ!いないと駄目な存在という意味ならば全部正しい表現だ。メンバーたちがいなければ本当に寂しいから。

レン:メンバーたちと一緒の時は両親と一緒にいる時と似たような気持ちだ。本当に家族だと思う。一緒にいることがとても自然でもある。

JR:この関係を当たり前だと思わないようにしている。意識的に感謝を感じなければいけないと。お互いに当たり前だと思ってしまえばむしろ返って遠くなるようだ。

ベクホ:兄弟よりもっと兄弟のようでもあるし、家族よりもっと近い時もあるメンバーたちだ。

ミニョン:突然思ったことだが喧嘩することは本当に親しい間だから可能なのではないか。うわべだけ親しい関係は本心を打ち明けることができないせいで喧嘩もできない。今までたくさん喧嘩しながらもっと近づいたから家族や兄弟だと言えるようになったのだと思う。

レン:本当にそうだ!