他にどこにも書けないのでここで。
たまにこうやってどうしようもない寂しさが襲ってくる夜がある。いつもはきちんと自分一人で消化できるんだけど、今回はそれもできないみたい。
全然元気。人と会えるし笑えるし楽しいし、普通に過ごせるんだけど、無性に寂しくなる。これがじょんにしか解決できないものだって知ってる。知ってるから誰にも言えなくなる。誰にもこの気持ちをなくせないし、じょん以外の誰にも埋めてほしくない。
でもだからどうしようもできなくて、会いたくて近くにいたくて感じたいのに。どうしたらいいのかわからなくて。こんな気持ちが突然自分を襲ってくる怖さを一生抱えていくのかなと思う。乗り越えるとか乗り越えられないとかそういうことじゃなくて、いないことはわかってるんだけど、ただ会いたいの。
今回はたぶんイェリの書いたソロ曲が引き金だった。
MVにじょんとの思い出が散りばめられているのを知って、ああイェリにとってどれだけ大切な人だっただろうって思いを馳せてしまったのがだめだった。アイドルの読んだ本を読もうと思って調べ始めた時に、じょんとイェリの読んだ本の大部分が被っていたのを知った。彼は彼女にどれだけの影響を与えていったんだろう。どれだけ大きな人だっただろう。とてもつらい。
最近思ったんだけど、わたしはニュイに対して、しゃいにを好きだった時のような狂おしい感じや頭を抱えてしまうくらいの思いはないみたい。どっちがより好きとかっていうことじゃなくて、ただ「すき」の種類が違うというか。もっと良くも悪くもライトに穏やかな気持ちで追ってる。それが無意識なのかはわからないけど。
怖くなる。ソウルコン行こうとしてることとか、サイン会行ってみたいなとか、ニュイで叶えたいと思うこと全部、しゃいにの代わりにしてるんじゃないかって。ただ自分の欲や、上手く言えないけどファンとしてのプライドのようなものをニュイを使って満たそうとしてるだけなんじゃないかって。キムジョンヒョンを失ってまたキムジョンヒョンに出会ったこと、出来すぎだと思ってる。本当はいつだって、他人にどう思われてるか不安だ。
ちゃんと好きなんだけど。ちゃんとってなんだろうね。
歯を食いしばって4人を追い続けた人、アイドルを追うこと自体辞めてしまった人、私のように誰か違う人と出会った人。いろんな人がいるんだろうな。それでもみんな抱えてる気持ちは同じだろうか。どうかみんなに救いがあるといいと願う。そう考えると、ニュイが私の救いなのは確かで、私に日常を取り戻させてくれたのは彼らで、とても感謝している。きっと本人たちはわからないでしょう。わからなくていい。
また春が来る。たぶんこの気持ちと上手に付き合いながら生きていくしかない。
ずっと追いかけていたかった。ずっと前を歩いていてほしかった。新しいメロディーに出会うときめきを、言葉を通して知らなかった世界に触れる喜びを、言葉を紡ぐ楽しさそのものを、自分の考えを持つことを、自分を大切にすることでさえも、全部ずっと何度でも何度でも教えてほしかった。
主役のいない4月8日。またわたしはどうしたらいいのかわからなくなる。