ザッピング

チャンネルはころころ変わる

「永遠」という2文字のように:WANNA ONE WORLD TOUR 〈ONE : THE WORLD〉in TOKYO

 

7月10日、ついに行ってきたよ!
念願の!ワナワン!単!コン!!

 

 

(……行ってきたのかよ)

 

っていう声が聞こえてきそうだし、実際自分でもそう思ってるけど、もうイルコンが発表された瞬間に「これは行かなくては!」と思って友達に連絡したのです。

リアルタイムでプデュを見ていたわけではない私がワナワンにハマったのは、デビュー曲の'Energetic'がはちゃめちゃにすきだったのと、そこに(顔が)ドタイプすぎるジソンさんがいたから。そうやってワナワンを知っていって、プデュを後から追いかけて、追いかけて、追いかけて、、そこで待っていたのがハソンウンでした。

かっこよくて、かわいくて、歌もダンスもスポーツもなんでもできて、小さくて、肌が綺麗で、小言が多くて、ちょっと泣き虫で、みんなに愛されるソンウン。あの才能が埋もれていていいわけがないし、誰よりも努力してきた彼が報われなければいけないと思った。私の応援がちょっとでもその手助けになればいいと思った。

 

最近は就活だったり、レベ活が忙しかったりでだいぶ追えていなかったし、実際かなり離れてしまっていたのだけど、そんな中でも単コンはやっぱり行きたい!と思って行きました。

 

直接目にしたワナワンは、まさにザ・アイドルだった。

まごうことなく「今をときめくアイドル」だったし、ひたすらにきらっきらしていて、アイドルがその人生の中でもしかしたら最も輝いてる瞬間を見たのかもしれない。とにかくこうやって「俺たち、今、売れてます!」なアイドルのコンサートに行く、行けることはもう後にも先にもないだろうと思う。

 

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今回マスターさんがいっぱい来ていたし、公式グッズのなかに欲しいものがなかったので、マスターさんのグッズに賭けました。

さっき散々ソンウンについて書いたものの、'Light'の茶髪ミニョン見てから怪しいです。雲行きが。ていうわけでこの記事で言及されることはニョンウン中心になります。

 

 

セットリスト

 

ソウルコンとか、既に回ったワールドツアーのレポを見ていなかったからすごく新鮮な驚きの連続でした~~~そう、なんと、座席がAブロックだったんです。。Aって書かれてるチケット初めて見た………本当に友人に感謝せねば…。

 

ファルファルからエナジェまであまり記憶がないんだよなあ。

メインステージでファルファル、NEVER、それからセンステに移動してエナジェだったと思うんだけど、やっぱりエナジェのピアノとあのイントロはテンション上がるし、みにょん…すき……って感じだった。何回見たか分からないあのピアノを弾くミニョン。鍵盤として支えるソンウン。弦の部分になるメンバー。サビの自分のパートで勢いよく前に出てくるソンウンちゃん。ダニエルのラップ。などなどが断片的に残ってる。

贅沢言うならエナジェはもっと後の方でやってほしかった。。もうやっちゃうの?!って思った。寂しい。

 

そんでーーーそうですよーーーーミニョンのソロ!聞いてない!脱ぐとか!聞いて!ない!あんなに割れてるとか!!聞いてない!!!!

私、ほんっとうに男の人の裸体に興味なくて(言い方)、なんならできるだけ見たくないと思って生きてきたし(反応に困るから)、女の子の曲線美の方がずっと芸術的だし美的だし価値がある(言い方)っていうタイプだったのですが、ですが、率直に言ってとてもときめきました。ああみんなこういう気持ちで見ていたんだってようやく分かった。恋だね。

あと単純にミニョンさんは脱いだりするイメージなかったし、そういうの苦手なタイプだと思ってたのでびっくりした。あそこまで綺麗に割るのにどれだけの努力をしたんだろう。すき…。

 

それからペジのソロダンス。要所要所でさらっと微笑むペジがとてもかっこよくて妖艶で、「あんなに下ばかり向いていた子が……」っていう親目線で見ていた。

というか全体的にペジ以下マンネラインは親目線なりがちです。

 

Lean on meよかったねえ。ただひたすらに3人のハーモニーが美しくて。この曲だいすき。どこか少しだけ悲しそうな微笑みを浮かべていたジソン、自分のパートじゃなくても歌詞を口ずさみながら客席の一人一人を見るように顔を動かしていたミニョン、そしてただ真っ直ぐに強い目線で会場を見つめるソンウン。この対照的な3人を間近で見られてよかった。

というか私はジソンアがあんなに歌が上手いことを、知っていたはずのようで、全く知らなかった。鳥肌たったよ。同じ91ラインとして頑張ってきたジソンアにはいつも肩入れしちゃって、推しとはまた違う特別な気持ちを抱いてます。

 

うぃんうぃんうぃんうぃん、ブメランはライブで聴いたらふつうにかっこよかった。

 

'Beautiful'でのダニエルのソロダンスはスクリーンの背景に雨が降ってる演出だったんだけど、流れる汗のおかげでまさに雨に打たれているようだったし、スモークみたいな演出も土煙のようで、曲と相まってとても切なくて、ダニエルはこんなふうに哀しさを表現できる、こんなふうに踊れるんだなあって感じた。

 

オンさんとデフィちゃんのThe Healが準備している間のメントは、「ワナブルが彼女だとしたら」という設定でいくつかのシチュエーションに基いたセリフをカメラに向かって言う。みたいなコーナーだったんだけど、なんかもうこれがまさにアイドルじゃないですか?私こんなコンサート知らない…って感じだった。いつもSMの練りに練ってよくわからなくなったの(褒めてる)ばっかり見てるから…

このコーナーだけじゃなくてMCは全部そうだったけど、ワナブル向けの日本語とメンバー向けの韓国語の同時通訳をこなしていくファン・ミニョンが凄まじかったですね。さすがファン皇帝。ひれ伏す。根本さんの出番、ほとんどなかった。

ところでシチュエーション、何だったでしたっけね(忘れた)。確かなんか怒った彼女に「ごめんね」って言うのと、愛嬌をする彼女に「かわいい」って言うのと、なんかもう一つやった気がする。けど忘れた。すごく恥ずかしがってたウジンちゃんと、「ひょっこーり」って設定ガン無視でひょっこりはんやったジェファンとwwwwww、ガチ照れしてたハソンちゃんと、「かわいい~~~~♡」ってやったミニョンさんにあんたがかわいいよ…って思ったことは覚えてる。何も伝わらない。ごめんなさい。

 

今回のコンサートで一番凝ってるなあ、上手いなあと思ったのがジソン・ウジン・デフィのVCRだった。ラボ(研究所)にいる博士設定になっていて、ジソンが知性学(?)、ウジンが情熱学、デフィが愛情学の博士だったような気がする。細かいところはうろ覚えだけど、みんなワッペンがいっぱいの白衣を着ていて、髪の毛ちょんまげにしてたりとか、オレンジチークだったりとかメイクもかわいくて、ラボのセットもかわいくて、なんかもうめちゃくちゃにかわいかったの。

そこにホログラム(?)3D映像(?)みたいなミニョンさんが出てきて、「ワナワンコンサートをワナブルと一緒に盛り上げよ」って指令を出す(さすがみにょにょ)。どうしようどうしようってなりながらも3人が特攻出すボタンを押すと、実際にメインステージから特攻が上がったり。凝ってる。それで会場を映して、「声をあげてください」ってジソンさんが観客に頼む。みんなおそるおそる叫ぶけどまだ40%しか満たせていない。それが次には70%になって、最後には100%になって…説明が下手すぎて伝わってる自信がないのだけど、VCRによって会場のテンションを上げる仕組みになってるのがとても考えられてるなあってなんか感心した。

 

しかもそうやって盛り上げたあとに出てくるのがDJジソンなんだよー?!ずるい!かっこいい!!!'DJ HANKKI'(炊飯器のことだね♡)って書かれた機械をちゃんとスクラッチしてるジソンアめっちゃくちゃかっこよかった…!すき…!!やられた。

オンさんやキムジェが変なダンスして盛り上げるなか、ねえ私ここ本当に発狂したんだけど、突然'We don't talk anymore'のリミックスを流し始めて、しかもその曲で踊るのがソンウンだったときの私の!興奮!わかります?!チャーリープースペン+ハソンウンペンである私の興奮…わかって……伝わって…花道で踊ってたからちゃんと見られたわけではなかったけど、すごいかっこよかった。。嬉しかったとにかく。。ありがとうハソンちゃん。いつだって私を喜ばせてくれるハソンちゃん。。

 

そこからの'Wanna be'、'Twilight'、そしてナヤナの流れで一番アイドルを感じた。あの時ほど、今自分がアイドルのコンサートに来ているんだって自覚した瞬間はなかったし、同時にとても尊くて儚い時間を共有できているんだって実感した瞬間もなかった。

私はAブロックと言えど端っこの方だったんだけど、ナヤナのサビでセンステから走ってきたハソンちゃんがメインステージの私側に一人で来てくれて、マイクを向けて煽ってくれた時がこの日のハイライトです。忘れない。

 

ここまでで思ったよりだいぶ長くなってしまったし、他のメンバーのレポを期待してこのページを開いてくれた人がいたら申し訳ないのだけど、ニョンウンを見るので精いっぱいだったので、2人に対して感じたことをあと少し書き残させてください。

 

 

ハソンちゃん。

常に強い眼差しで踊っていた姿が印象的だった。いつも遠くを見ている。なのにダンスが上手くて、振りが細かくて、ハソンちゃんのダンスを見ればこれが正しい振付なんだって分かる。

最後のメントで「皆さんが健康で幸せでいてくれたらそれでいいです」といった意味のことを言ってくれたくるみちゃん。その'건강'の単語が聞こえた瞬間に、ああハソンちゃんだなあ私の知ってるハソンちゃんだなあ、しばらく離れてしまっていたけど何にも変わらない私のだいすきなハソンちゃんだなって思った。いつだって'행복하자'って言うハソンちゃん。真っ直ぐに「幸せ」を目指す、臆さずにその言葉を口に出せるハソンウンという人間が大好きです。

なのにその後キムジェかウジンちゃんが喋っていた時に、汗をふこうとしている隣のジソンアのタオルの端をぎゅっと握って顔までタオルが届かないようにするという地味な嫌がらせをかましていた。子ども、、「もおっ!」って顔してたジソンア、、オンマ、、お疲れ、、、

 

ミニョンさん。

LOMのくだりでも書いたけど、焼き付けるようにずっと会場を見渡していたね。そして自分のパートじゃないところも基本的にずっと口ずさんでいた。

最後のメントでは「僕にとって日本は特別で、ワナワンになってからずっと日本でコンサートしたいと思っていたので、それが今日こうやって、こんな大きな会場で叶ってよかった」って流暢な日本語で話してくれたみにょに。いっぱい、いっぱい苦労してきて、日本に抱く思いが必ずしも良いものばかりではないだろうと思うのに…それでも、絶対に心から本心で言ってることを信じられるのはミニョンさんだから。ありがとう。

どうでもいいけどなんでずっと耳が赤かったんだろう。耳たぶ薄いのかな。あと脇がつるつるなんだけどなんなのかな。永久脱毛かな。あとメントか何の時だったか忘れたけど、ウジンちゃんの目を隠すために横からにゅっと差し出されたジェファニの手がめっちゃくちゃ綺麗で指もほっそりスッとした男の人の手でびっくりしたんだけど。けど!それに重なるように出てきたミニョンさんのおててがジェファニのよりずっとちいさな子どものようなおててで私は召されました。

 

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彼らの来年は分からない。ワナワンとしての彼らに会える「次」があるのかも。そもそも私自身が来年何しているのかも、明日の自分の気持ちさえも分からない。

それでも最後の曲'I.P.U'で「よんうぉに!ワナワン!」と掛け声をしたあの瞬間は確かに永遠だったと思う。ワナワンありがとう。大切な思い出を共有できてよかった。