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【'18.10.13~15 渡韓記③】4年目のK-POPヲタク、漢江で秋を感じる

 

何やらV6を聴きながら書くとはかどることに気づきました、どうもわたしです。

 

▼前回まではこちら

 

 

10月14日(日)2日目

 

この日、スーパーコンサートは夜開演で、夕方までに水原へ向かう予定だったのでそれまではソウルで買い物の続きをすることに。本当はどうせなら世界遺産である水原華城を巡りたくて、午前中から行こうと楽しみにしていたんだけど、前日ソウルに着いたのが思ったより遅くなってしまったため断念。まあまたいつか行けばいいよね。

 


せっかくソウルに来たのに、屋台のものしか食べていないことに気づく。ゲストハウスは朝食つきだったけど、自由に用意する形式だったのでまあいっかと思い、食べに行くことに。

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朝9時過ぎの弘大。本当に今回はお天気に恵まれて、朝の空気が気持ちよかった。

でも特にこの時間はやっぱり寒くて、この日はコンサート(野外)に備えてがっつり冬用のセーター着てその上からコート羽織ってたけど、それでも「失敗したのでは…」と思いながら歩いてた。

 

朝ごはんのために来たのは、駅からゲストハウスまでの道のりにあって目星をつけていたピョルチョンジソルロンタン

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24時間営業らしく、何時に通ってもぐつぐつと湯気をあげる大釜が見えていたし、お客さんもいつもいた気がする。一人で入って大丈夫かな~と思ったけど、入ってみたら私と同じくらいの女性が一人で食事していたので安心した。メニューはいろいろあったけど一番普通のソルロンタンを注文。

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ぐつぐつ煮えたぎるソルロンタンを持って来てくれたアジュンマが「マシッケモゴヨ!」って言ってくれたのが嬉しかったな。ああいうところが韓国らしさだ。

ソルロンタン自体には味はついてないのでねぎや塩で好みに調節して食べます。これ事前にレビュー読んでなかったら知らないままだったと思う(笑)もちろんキムチを入れてもいいみたいだし、食べながら周りの人を観察してたんだけど実際にそうやって食べてる人もいた。近くに座ってた男性2人が日曜日とは言えこの時間からスル飲んで、「イモ!」ってアジュンマのこと呼び寄せたうえに、お皿を箸で叩いて「これもうないから持って来て~」みたいなこと言ってたのがもう単純に「すげ~な…」って感想しか出てこなくて。別にそれがだめとか、なんか変な意味ではなく、本当に純粋に文化が違うんだなあというのをまざまざと見た気がした。ドラマとか見ないから、こういう文化的なことにいちいち驚いてたよ。

ソルロンタンはおいしかったです。優しくてほっとする。私は辛いものが苦手なので余計に。キムチもおいしかった!写真左の大根?カクテキ?のキムチが、ケチャップ味だっていうレビューを読んでて「そんなわけなかろうよ」と思ってたけど、ほんとうにケチャップ味だったww不思議なお味。ごちそうさまでした。弘大の駅から近いのでぜひ。

www.konest.com

 

さてお腹もいっぱいになったところで、カロスキルへ向かうことに。と、駅まで歩いていくとだんだん身体が火照ってくることに気づく。間違いなくソルロンタンとキムチ効果で、食文化は意味があるんだなあと。まあ昼間は暖かいので、厚着しすぎているということもあっただろうけど。

 

弘大からカロスキルのある新沙へ向かうには、まず京義中央線で玉水まで行きます。

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弘大入口駅の京義中央線のホーム。広い。

この路線、割と軍人さんが多かったんだけど路線沿いに駐屯地とかがあるのかな。びっくりしたんだけど、軍人さんって電車の中で座っていいんだね…?そういうのだめなのかと思ってた。

 

玉水で乗り換えて、合計で揺られること約40分。

新沙駅からカロスキルまでの途中、オリーブヤングがあったから立ち寄ってパックを購入。

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前日の散財具合に自分で引いてたので、急に冷静さを取り戻してチキった結果、今になってなんでもっと買ってこなかったのかと後悔してます。。

 

そうしてカロスキルに到着。

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ここでのお目当てはエチュードハウス。明洞でも何店舗か見たんだけど、なんかあまり良くなくて…カロスキルならもっと品揃えがいいかなあと。

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一番ほしかったのが右上のナッツ&フルーツシリーズのアイシャドウだったんだけど、やっぱりあんまり品揃えが良くなくて謎だった…もっとほしいのあったのに~。あとはザセムのコンシーラーに飽きたのでコンシーラーと、それからアイリンさんが広告でつけてた秋カラーがめちゃくちゃかわいかったからそのリップ。やっぱりスウォッチしないと何にも伝わらないね!化粧品に関してはそのうちまたどこかでまとめて書けたらいいな。

 

品揃えはともかく、最近ほしかったものはある程度買えたのでこの旅でのお買い物にはそろそろ満足してきた(なお財布は空)。本当はCOEXに行きたかったんだけど、時間がなくてあっさり諦めました。今回行こうとするまで知らなかったけどCOEXって遠いんですね…。というか今考えると別にSMショップ行きたいだけなんだから何もCOEXにこだわらなくても良かったんだけど、この時はそこまで頭が回らなかった。

 

というわけで少しの時間、憧れだった漢江を散歩することに。

こんなトンネルを抜けながら、

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カロスキルから道なりにまっすぐ進むと、そのまま漢江に出られる。

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対岸のソウルタワーまでばっちり見えて、本当にいい気持ち。

なんだろう、私はとにかく川が大好きで、いつか川のそばに住みたいと思っているんですよ(突然の告白)。そうしてこうやってのんびり川沿いを散歩しながら季節の移り変わりが感じられる生活がしたい。東京はなんか違うんだよね。もちろん東京は大好きな街なんだけど、こうもっとその都市を代表するような、地図を見たらその川が真ん中を横切ってるような、そんな川がすきなの。だから漢江でチメクするとか、そういう人々の何気ない日常の中に自然と根ざすこの川がずっと憧れだった。海もすきだし、あとは空港という場所もやたらすきだし、たぶん「どこかと繋がっている」ことを感じられるところがすきなんだと思う。

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奥に見えるオレンジ色の橋は、それこそ私が乗った京義中央線の走るトンホ大橋(べっこちゃんと同じ名前だね~!)。こうやって花が植わっていて、秋だな~って思いながらのんびり散歩してた。

川沿いはサイクリングロードになっていたんだけど、サイクリングっていうよりはもっとガチめなロードバイクに乗った人たちがびゅんびゅんと行き違っていて、ああもうそういうのって本当に良くないですか?!

(別にロードバイクには乗らないけど)私もそういう川が身近にある生活がした~~~~~~い。するぞ。

 

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そうやって歩いてたら、ずっと向こうにあるように見えていたトンホ大橋まで来てしまった。地図を確認すると狎鴎亭まで歩けそうなので、もう少し頑張ることに。まずはこの橋の上に上がり、道を渡る。

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バイパスみたいな感じだろうか。

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そうしてまた降りると綺麗な木漏れ日のある道だった。

こうやって海外で「なにやってんだろう」って思いながらなんか訳わかんないところ歩いたりするのすきwこういう景色が待ってるから。そして東京での運動不足を知る。

 

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狎鴎亭に到着。

次来たときにはここも歩きたいな。

 

一度荷物も置きたいし、ついでにスーツケースの整理もしなくちゃとゲストハウスへ一旦戻る。

自分の部屋で荷物を整理していたら、隣のシャワールームから掃除をする音が聞こえたのでこれは噂のマイワイフでは?!と声をかけてみる。二日目にしてゲストハウスのオーナーとようやくの初対面ww

ドアの陰から「あんにょんはせよ~」とおそるおそる声をかけたんだけど、びっくりさせてしまったみたいだった。その時マイワイフ(すっかり定着したマイワイフ呼び)が発した言葉が「ノラッソ」ではなくて「ッカムッチャ!」だった。ずっと「놀라다」と「깜짝」の違いがいまいちよくわからなかったので、いい勉強になりました。驚かせてごめんなさい。

「あ、日本人の子でしょう?」と「昨日は大変だったでしょ?本当にごめんなさいね」と何度も謝ってくれたマイワイフいい人だったよ~~~~~!!今となっては面白かったからいいんだけどさww

次の日の朝が早いことを伝えなければならなかったんだけど、韓国語での時間の表現を曖昧にしか覚えておらず「ネイルアチム、チェックアウッ、、、7o'clock ハルスイッソヨ?」みたいな言い方になってしまったのが悔しい。勉強し直さねば。。

それでもちゃんとわかってくれて「大丈夫よ」と言ってくれた。

 

また戻って部屋でごそごそしていたら、マイワイフが誰か新しい女の子を連れてきてベッドの説明をし始めたんだけど、その方が日本人の方で嬉しかった…。日本語話したかったし、何より寂しかったし、とにかく嬉しかった~~。

どうやらじみんちゃんペンの方で、センイルだから来たみたい。すぐにまた外に出るとのことだったからおしゃべりしながら一緒に駅まで向かう。「また夜に会えたら」と言って別れたものの、私がその夜帰ったときにはまだ帰ってきていなかったし、朝も始発でカップスリーブとかまわるんだと話してたから、結局話せたのはこのほんの一時だけだったけど、明るくてすごくいい子でめちゃくちゃ嬉しかった。テンション上がったよ!

こういう出会いがあるのがいいね。

 

 

そうしていよいよ水原、スーパーコンサートへ向かいます。かじゃかじゃ。

 

つづく